福岡・博多が全国に誇る「食」と「文化」をもっと多くの方に知ってほしい、
地域をもっと盛り上げていきたいという想いで、博多に生まれ、
ともに歩んできた明太子製造メーカー「ふくや」がプロデュースした博物館です。
「博」多の食と文化の「博」物館の「博」を2文字繋げて「ハクハク」と名付けました。
さまざまな展示物や体験コーナー、明太子の工場見学をはじめ、
明太子を堪能できるメニューをご用意したカフェコーナー、
博多の名産品やレアアイテムも揃うショップなどをご用意していますので、
福岡・博多の魅力を体験、発見して頂けることと思います。
私たち「ふくや」はこの街、福岡・博多への感謝の気持ちを忘れず、
文化、スポーツ、伝統行事などへ積極的に協力し、
これからも地域と供に発展していきたいと願っています。
館内無料Wi-Fi
授乳室
多目的トイレ
車椅子無料貸出し
ベビーカー無料貸出し
バリアフリー対応
館内無料音声ガイド
博多の食と文化の博物館 ハクハク 館長 本田 祥久
2024年4月1日、「博多の食と文化の博物館 ハクハク」の館長に就任致しました。
ハクハクはふくやの明太子の製造工場として現在の場所に根を下ろしました。その後、より多くの方に「博多の文化とその魅力」を伝えるため、工場見学のほか、博多の食や文化も体験できる施設として「博多の食と文化の博物館 ハクハク」を2013年4月24日にオープンさせました。
新型コロナウイルスの感染拡大による影響で外出等を自粛する期間が続きましたが、やっと旅行やお出かけを楽しめるようになりました。博多の町でも5月のどんたく、7月の博多祇園山笠、9月の放生会も再開しております。これまで「福岡に遊びに行きたくても行けなかった」という方々に対し、今こそ「福岡に来てよかった」と思って頂けるよう全力でお迎えしたいと思います。
当館ハクハクへご来館いただいた皆さまに福岡・博多の魅力を伝えながら、お一人でも多くの方に福岡・博多を好きになって頂くことが、創業者の川原俊夫から受け継ぐ「博多の町への恩返し」の想いに繋がるものと確信しております。
皆さまのご来館を、スタッフ一同、心よりお待ち申し上げています。
博多の食と文化の博物館 ハクハク 館長 本田 祥久
当時博多の街は戦災で焼け野原となり、少しずつ復興の兆しが見え始めた1948年(昭和23年)に、博多・中洲の一角に小さな食料品店として生まれました。店主の名は川原俊夫。妻・千鶴子とともにはじめたこのちっぽけな店が、その後半世紀以上つづく「ふくや」の歴史のはじまりでした。俊夫は戦時中の幼少期に韓国の釜山で食べた「たらこのキムチ漬」の味が忘れられず、戦後引き揚げた博多でその味を再現しようと、創意工夫を重ね、昭和24年1月10日、商売繁盛を願う十日恵比須神社大祭の日、日本で初めて「味の明太子」を売り出しました。
創業者の川原は当時、商標登録も製造法特許も取得せずに取引業者へ製造方法を公開したため、様々な味の明太子が生み出され、博多名物として定着するきっかけとなりました。