福岡・博多が全国に誇る「食」と「文化」をもっと多くの方に知ってほしい、
地域をもっと盛り上げていきたいという想いで、博多に生まれ、
ともに歩んできた明太子製造メーカー「ふくや」がプロデュースした博物館です。
「博」多の食と文化の「博」物館の「博」を2文字繋げて「ハクハク」と名付けました。
さまざまな展示物や体験コーナー、明太子の工場見学をはじめ、
明太子を堪能できるメニューをご用意したカフェコーナー、
博多の名産品やレアアイテムも揃うショップなどをご用意していますので、
福岡・博多の魅力を体験、発見して頂けることと思います。
私たち「ふくや」はこの街、福岡・博多への感謝の気持ちを忘れず、
文化、スポーツ、伝統行事などへ積極的に協力し、
これからも地域と供に発展していきたいと願っています。
※別途施設メンテナンスなどで休館になる場合があります。
館内無料Wi-Fi
授乳室
多目的トイレ
車椅子無料貸出し
ベビーカー無料貸出し
バリアフリー対応
館内無料音声ガイド
博多の食と文化の博物館 ハクハク 館長 高尾 昌世
2020年4月1日、博多の食と文化の博物館ハクハクの館長に就任致しました。
ハクハクはふくやの明太子製造工場として現在の場所に根をおろし、博多の魅力をもっと伝えるために工場見学だけでなく同時に博多の文化も体験できる施設として2013年4月24日「博多の食と文化の博物館ハクハク」としてオープンしました。
2020年私たちを取り巻く環境は大きく変化しました。
当たり前の日常は決して当たり前ではなく、感謝すべき有難いことだったと気が付きました。だからこそ大切な人や素敵な仲間と過ごすハクハクでのひとときがより楽しく、笑顔が増えるような商品やサービスで皆さまをお迎え致します。
創業者の川原俊夫が、戦後自分たちを気持ちよく受け入れてくれた博多の町に恩返ししたい、地域を元気にしたいという想いは創業以来大切にしてきた事です。
私たちを愛し、育ててくださったお客様と地域ひとすじに、これからも歩んでいきます。
ぜひ気軽にお立ち寄りいただき、わくわくする時をお過ごしいただければと思います。
皆さまのご来館を、スタッフ一同心よりお待ち申し上げています。
博多の食と文化の博物館 ハクハク 館長 高尾 昌世
当時博多の街は戦災で焼け野原となり、少しずつ復興の兆しが見え始めた1948年(昭和23年)に、博多・中洲の一角に小さな食料品店として生まれました。店主の名は川原俊夫。妻・千鶴子とともにはじめたこのちっぽけな店が、その後半世紀以上つづく「ふくや」の歴史のはじまりでした。俊夫は戦時中の幼少期に韓国の釜山で食べた「たらこのキムチ漬」の味が忘れられず、戦後引き揚げた博多でその味を再現しようと、創意工夫を重ね、昭和24年1月10日、商売繁盛を願う十日恵比須神社大祭の日、日本で初めて「味の明太子」を売り出しました。
創業者の川原は当時、商標登録も製造法特許も取得せずに取引業者へ製造方法を公開したため、様々な味の明太子が生み出され、博多名物として定着するきっかけとなりました。